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2021-10

タマネギ定植はじまる - 2021.10.09 Sat

今年、自家採種した種から育てたタマネギ(のつもりだった)が、まったく結球せず、自家採種したネギだったことが判明した、あまりにも悲しいタマネギ種取り違え事件から数か月。
前年は、コムギの品種を間違って播き、製麺してもらったらとても食べられる食感じゃないうどんができてしまったという、コムギ種取り違え事件もあり、一段と自分のうっかり具合に磨きがかかったのを実感したこの2年でした。

そういう直近の事例もあったため、今年のタマネギは種まきから慎重に、「お前ネギじゃないだろうな?」と種を播きながらも常に確認を怠ることなく、よもやネギでもタマネギにならざるを得ないくらいのプレッシャーを与えながらの種まきと育苗。
そのおかげか、なかなかのいい苗ができました。

久しぶりに晴天だった今日は、野菜の収穫を終えた後、すぐにタマネギ苗の定植。
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気持ちいい空気で実にすがすがしい作業。
このお二人が作業しているのがタマネギ5ウネ目。
残りあと6ウネで収まるかな。
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今日で3分の1以上の苗を植え終わり、続きは来週に。
作業終了後、風呂に入ってすぐに毛豆を食べながら夕食前のビール。
ま、夕食後も飲むんだけどね。

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地ネギを栽培しているおばあちゃんに会った! - 2021.09.24 Fri

道路を車で走っているときにふと、畑で作業しているおばあちゃんなんか目に留まったら、車を停めて畑を見せてもらったりお話を聞いたりするのが好きです。
今までもよくそれで仲良くなって、その方の昔の農作業の話を聞いたり、栽培方法の工夫なんかを教えてもらったりしました。

今日も、青森市内を野菜の配達中に小雨の中一人で腰を曲げて農作業をしているおばあちゃんが目に入り、畑を見学させてくださいとお願いして、いろいろ見せてもらいました。

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今年はあんまり野菜がよくない年だったそうです。
でも、スイカとジャガイモはよかったと。
ジャガイモを素手で掘って「袋もってらか?」と私の両手のひらに一杯のジャガイモをくださいました。
「昔はおじちゃど二人してやってらけど、今はもうひとりだがら・・・」といろいろな話をしながら、常に草をとったり手を休めません。

毛豆も今年は実がまるで入らずで私にさやを見せながらがっくりしてました。
晩生の毛豆にしては背丈が低くまるで早生のエダマメのようにコンパクトな草勢なんで、きっと種を播いたのが遅すぎたのではと思って、「いつ種まいたんですか?」と聞いたんですが、「いつだったべかなあ?でも種屋がいづいづ播げばいいって言う日ど3日もずれねんで播いだ」とのこと。
ほかの株も見てみましたが、やっぱりどの株もほとんど実が入ってないので、来週またここを通るときにうちの毛豆の実をもいで、お礼に持っていこうか、でも、それも大先輩には失礼かなあ・・・と思いながら聞いてました。

見事なハクサイやダイコンの間作のチンゲンサイがまたきれいで、畑ってやっぱりその人が出るよね。
そこも写真撮らせてもらえばよかった。
あっという間に時間が経ってしまって、私も雨で寒くなってきたので、最後に「何か自分で種とってる野菜あるもんですか?」と聞いたら、「ほとんど毎年種屋から買ってるけど、豆ど地ネギは採ってら。」というので、びっくり!「地ネギ」!
その「地ネギ」を見せてもらいました。
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昔はみんなこの地ネギを作っていたものだそうです。
この種は最初どうしたんですか?と聞いたら「馬屋尻で広く畑をやっていたオガ様からもらった」とのこと。
もうそのオガ様も畑はやめてしまい、今も生きていたらゆうに90歳はこえているとのこと。
他はもうこのネギをやっている人はいないと思うとのこと。
「どんなネギなんですか?一本ネギ?」と聞いたら、「一本ネギではない」とのこと。分げつしてよく殖えてやわらかくていいネギだと。
青森在来作物研究会で把握している「青森地ネギ」とほぼ同じものと思われますが、現在も実際に栽培している方はほとんどいないと思っていたので、貴重な現役栽培者を見つけることができてホッとしました。
とても貴重な情報を得ることができました。
この地ネギの苗も「苗作ったんだけど、余ったのがあるがら、持っていげばいい」と分けてくださいました。
このほかにやぐらネギも「これも持って行げ」といただいて、「こんなにたくさんいただいて、私もいろんな種あるんで、何か欲しい種あったら来週持ってきますよ」と言うと「もう歳で来年は畑できないと思う」と弱気な発言。
「そんなこと言わないでくださいよ~!」と言ったのですが、今年で84歳なんだそうです。
「在来の地ネギはとっても貴重ですから」と、連絡先などを教わってお礼を言って「また来ますね!」と車に戻りました。
来週、何か甘いものでもお礼に持って行こうかなと思っています。


ニンニク植え付け一瞬で完了 - 2021.09.21 Tue

今日は弘前実業高校の農経科の12名の生徒さんが
実習に来てくれました。
作業はニンニクの植え付け。
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午後までかかる予定でいたんですが、あっという間に準備していた種ニンニクを植え付けてしまったので、急遽新たにニンニクをバラしてもらって、追加で植え付け。
この際だから、最近流行の「種ニンニクの薄皮をむいてから植える」というのも生徒さんたちに薄皮をむいてもらってチャレンジ。
比べてみようと思います。
さらにチェコニンニクを2品種植えても実習終了予定の2時半までにはまだまだ時間があるので、ネギの草取りをして、ニワトリにあげてもらってようやく時間に。
生徒さんたちも喜んでくれたようで、よかった!

で、残った我々はニンニクの植え付けと並行してやっていたコムギ(ネバリゴシ、ゆきちから)の種まきを続行。
コムギの種まきは夕方5時に終了。
明日は、雨が降る前にオオムギの種まきです。
畑はとっても順調です!


女子トイレがリニューアル開店! - 2021.09.17 Fri

数年前建てた、掘っ建て柱建造物⇒女子トイレ
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廃材で作りました。
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外壁の杉の板は坪2000円
今見えてる分は1000円分くらいかな?
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塗料を塗って腐れを防ぐ。
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あっという間に完成したこの女子トイレは、大ではなく小専用。(大は家のバイオトイレがあるので)
穴を掘って、そこにおがくずを入れただけ。
それでも数年は十分機能してたのですが、だんだん土壌が目詰まりしてきたのか、今年、なかなか浸透しなくなってきました。
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で、先日、女性からのご要望があって改善することに。
まずはトイレの外側に傾斜をつけた溝を掘ります。
うちの精鋭、やる気十分のかこちゃんと茜さんに掘っていただきました。
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そこに、暗渠用のパイプ(1本1500円くらい)を埋設。
このパイプには小さなスリット状の穴がたくさんあいて、水を通すパイプなわけです。
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そして、暗渠パイプの周囲にもみがらをたっぷり投入し、水分が透過できるように。
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暗渠パイプの先端はトイレ内まで来るように埋設し、先端のこの穴は閉じてもみがらが入らないようにしました。
この後、さらにここももみがらで埋めました。
もちろん暗渠パイプはもみがらの下になって見えなくなります。
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トイレの外側はもみがらで埋設した上に、掘った土を山状に盛り上げて被せ、雨水は外に流れ落ちる様にして完成。
所要時間は約1時間。
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かこちゃんから、その後、女子トイレは快適との報告でした。
よかったよかった!

湯の沢遺跡 続報 - 2021.09.13 Mon

今日は13時から湯の沢遺跡の報道公開ということで、マスコミ関係者に上條先生が説明をするという一大イベントがあったのでした。・・・今朝知った!

県道30号線をこちらに入りまして。
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うちのスイートコーン畑を入ってください。
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ジャガイモ掘り終わったばかりの畑の前を駐車場に。
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こちらが会場でございます。
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うちの畑は、オニグルミゾーンから下の畑が縄文時代の遺跡、上側が弥生時代の遺跡のようで、縄文後期から晩期、そして弥生前期まで土器なんかが出ているのですが、今掘っている場所のは、オニグルミの上側の弥生前期の2400年前の集落跡とのこと。
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ここに5つの竪穴住居跡が重なってあり、炉の跡があります。
他に2つあるんですが、全部掘れていないので今の段階では、まずは5つ確定ということなんだそうです。
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弥生時代の遺構はいくつか見つかっているそうですが、集落跡が見つかったのは津軽でははじめてとのこと。
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竪穴住居は直径7mくらいで大きく、柱も太く穴も深いそうです。
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ここで縄文人が生活をした後、弥生人もやって来て住み、そして2400年後、私も住んでいるわけですが、その年月の長さがなかなか実感できない。
実際の竪穴式住居の跡を見ても、まさにここに人々が住んで生活していたという実感がまだ肌感覚でわからないんだよなあ。
一晩この上で寝てみたい気がする。

ニュースの動画をどうぞ。
当日のNHKのニュース


今年も発掘はじまりました! - 2021.09.04 Sat

今年もまた弘前大学の発掘調査がはじまりました!
今年で3年目になりますね。
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昨年も竪穴住居の後がいくつか見つかったということで、今年は広く掘っているようです。
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こちら、昨年の調査の時見つかったものを見せていただきました。
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十腰内遺跡ではイノシシの土偶が出てるんで、うちはキリンあたり出てこないかなと農作業の合間にチェックを入れてるところ。
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土の下にこんなのが埋まってたんですねえ、びっくりだ!

ジャガイモ収穫 - 2021.08.07 Sat

今日の暑さは半端なかった!
そんな強烈な暑さの中、みらいねっと弘前のこども農業部のみなさんが、先月のニンニク収穫に続きジャガイモ収穫に来てくださいました!
もう、しらとり農場は小学生のこどもたちと保護者の皆様のご協力なくして成立しえません(泣)!
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来週から雨続きの予報なんで、できるだけジャガイモを掘っておきたいところ。
しかし、小学生の男の子たちは「カブトム見つけた~!」とか、「ミミズがいる~!」とか、ジャガイモ以外に引き寄せられる傾向がありますねえ。
そんな中、力強いのが保護者のお母様たち。
確実にジャガイモを掘ってくれます。
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私もたじろぐような猛暑の中、お昼過ぎてもジャガイモを掘ってくださった子供たちのお母様方の心が、もうとっても嬉しかった!
今年はジャガイモはあんまりよくないかな?と思ってましたが、意外に結構豊作かな?

練り床でハクサイの種まき - 2021.08.05 Thu

連日の猛暑ですが、もう冬のハクサイの種まき時期ですね。
うちでは毎年8月5日までにハクサイの種まきです。
今年のハクサイは普通にポットに種まきして、暑さ対策に高床で育苗するものと、数年ぶりに練り床で冷やして種まきするのと2種類。
練り床は、枠を作って育苗土に水をたっぷりかけて練りまくって泥遊びをしたのちに、表面をコテで平らにします。
この作業、かなり楽しい。
だいたい、水遊び=どろんこ遊び系は楽しいから。
泥だんごとか、泥おにぎりとか作りたくなる。
たっぷり水を含んだ泥は生コンといっしょで、プルプルの感触。
最後はコテで鏡面仕上げ。
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今日の練り床作り研修(?)には、うちの1年住み込みの研修生のDJコウちゃんと、ウーファーのこうへい君。
それに通いの研修生のあやこさん、角さん、ギー子さんに、そのお友達のデコちゃんが参加で総勢6人。
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包丁でケーキを切るように切っていきます。
そこにエンピツで穴をあけて、種を1粒ずつ落とすというわけ。
人数でやるとまた、ワイワイ楽しい。
今年も、ハクサイの種まきが終わったなぁ~。


種どり - 2021.07.15 Thu

6月下旬に刈り取ったチンゲンサイの種
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それが十分乾燥したので、今日はそれを2又に分かれた枝でできた「マドリ」で叩いて、種を落とします。
これ、なかなかのハイテク道具なのよね。
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それをふるいでふるって、サヤと種を分ける。
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で、最後に手箕でゴミを飛ばす。
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すると・・・
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これで、今年の冬のチンゲンサイの種は確保!
5~6年分は十分にありそう。
うちは冬の菜っ葉類は自然農でばらまきするので、種は多めに使うんですよね。
これで一安心!





炭酸ばっかり飲んでるみたいよ - 2021.06.28 Mon

夜に飲む生搾りチューハイのために、炭酸水製造機を買ったらもう毎日大活躍!

このところ、農作業の合間の一服休みには、手作りコーラシロップやリンゴジュース、カシスのシロップやブドウシロップに炭酸水を入れてほぼ毎日飲みまくっている。
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今日はゆぱんきのあやこさんが持ってきてくれたジンジャーシロップに炭酸水。
これか!っていう美味さ!
しらとり農場って、毎日炭酸飲料ばっかり飲んでるんですってよ奥様!

今年の夏は、暑くてもよし!


昼間っから飲んだくれる - 2021.06.24 Thu

農作業真っ盛りの6月の下旬、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

毎週1回研修に来ているカズさんとギー子さんご夫妻と、でこちゃんが、どうやらかなりのお酒好きだということが発覚。
じゃあ、うちで飲むべし!
ということで、今日はお昼で農作業を切り上げて、ちかくの温泉(もちろん北小苑)に行ってから、炭火を起こして飲んだくれ。
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会場は、この春テキトーに作ったばかりのウッドデッキ。
この空間なんかすごいいいよねえ!
肉は、ちょうど先日遊びに来てくれた学生時代の大親友、はやし君のお土産!
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ギー子さんの出身の富山のホタルイカも炙って、日本酒が進みまくり!
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農作業はまだまだやることはあるんだけど、まあ、切りがないから(笑)
たまには、昼間っから飲むのいいよね~。
かなりいいよね~。
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うちの手づくり醤油(無濾過生)でタコの足の刺身を食べたけど、いいわ~。めっちゃいいわ~。
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後半は、うちの子たちも帰ってきて合流。
結局昼から夜の8時まで飲んでたわ。
明日も作業が楽しみだ!



また今年もイノベーション - 2021.04.21 Wed

毎年どんどん農作業もいろんな工夫で楽になってきている中、今年もまた一つイノベーションが!

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スピードポッター自作してみました。
ベニヤに穴をあけて、垂木で枠を作っただけ。
うちで使う4種類のサイズのポットに合うものを作ってみました。
これをトレーにセットして、上から土をかけると驚くほどあっという間に土を詰められる。

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角スコップで土を乗っけて、そのまま均すだけ。

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はずしたら、もうちょうどよい絶妙な量の土がきちんと入ってるわけだ。
もう、驚きの効率化!
4つ作って材料費はベニヤだけ買ったので1500円ほど。
今まで1つずつポットに土を詰めていたのが、一気に1ケースずつになるということ。
ということは単純計算で12cmポットなら15倍、7.5cmポットなら40倍と言っていいのかな?
なんというイノベーション!
今年もいいスタートだ!



今年の研修生の募集をします - 2021.02.15 Mon

そろそろ春ということで、改めて研修生の募集についてご案内します。


私は自然栽培や自然農、あるいは一般に言う有機栽培など、それらのある特定の農法による栽培が目的、ではないので、作物の特性や栽培する畑の土地の性質に応じて、それぞれにアプローチを変えています。
そのため一言で○○農法ですと言うことはできません。
それでも私は特にそこの土地全体の生命を殖やす、豊かにするという自然農の考え方に共感しています。
実際には無肥料で自然栽培的に栽培する作物もあり、半不耕起で草と共生させて自然農的に栽培している作物あり、有機質肥料を使って有機栽培的に栽培する作物ありです。
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野菜を収穫するのが目的というよりも、ここの土地を多くの生命の生きる豊かな場所にしたいという気持ちがあり、農薬や化学肥料、ビニルマルチなどは使っていません。結果的にそれが野菜が健康に育つことにつながっているように感じます。
これは、少量多品目の野菜セットを毎週お届けするという会員制度、CSA(地域支援型農業、提携)で、会員さんの会費で支えられているために可能になっています。
年によって特定の作物の出来不出来はありますが、現在まで壊滅的な不作はありません。
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これは何度も言っているのですが、私は小学校低学年の頃より自宅花壇で一人ハクサイやエンドウを育てていたオタクでして、今に至るまでぶれることなく趣味をそのまま仕事にしてしまったクチです。
完全にオタクの自己満足でマニアの世界で幸せに生きています。
消費者の健康のために無農薬でなくてはいけない!とか、その農法で世界人口を養えるのか!とかいうさまざまな議論や考え方がありますが、そういう崇高な思想からこの世界に入っていないため、そのような部分が欠落しております。
農薬を使わないのは、生命ゆたかな土地にしたいという思いもありますし、その土地がきっと喜ばないような気がするからという、そんな感じです。
自分で嫌なことはしたくないですし、自分に嘘はつけない、生命の喜ばないことをしてこの土地に嫌われるのもイヤだと思っています。
そのため現在ほぼストレス皆無で、さらに年々楽しくなってきております。
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種子は、数品種の例外を除いて栽培しているのはほぼ自家採種できる固定種、在来種の野菜のみです。
自家採種の楽しさは野菜を育てることと切っても切れない関係で、自家採種を繰り返した愛着のある野菜を育てるのは、まさにマニアの醍醐味です。
ただし、固定種の野菜を育てることが目的と考えているわけではなく、固定種であろうとF1であろうと美味しい品種でなくてはまるでやる気が起きません。
それで、F1でしか存在しない私の大好物の茎ブロッコリーなんかは自家採種できないので毎年種苗店から種子を購入して例外的に栽培しています。
またF1しかないスーパースイート種のスイートコーンも栽培していますが、これは雄性不稔ではないため現在採種をはじめており新たに選抜を繰り返しているところです。
最近よく聞くF1野菜の雄性不稔利用による品種改良が男性の精子の減少を招いたという考えも私は信じておりません。
F1がよくないので固定種、在来種を選んでいる、という考えはなく、自家採種の魅力と美味しい品種を追求した結果現在の選択に至っております。
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農作業のほかに、今年は、平飼のニワトリ小屋の建築と加工部屋の造作を予定しています。
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開墾のノウハウや、大工仕事など、何もない状態で一からの就農を考えている方や、どんな生活、ライフスタイルを送りたいかなどを考えている方など、ほぼ一通りやってきましたので、何らかの参考になるかと思います。
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興味がありましたら、過去のブログの記事も見てみてください。
研修ご希望の場合は、直接ご連絡ください。
住み込み、通いどちらでも大丈夫です。
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就農前、農業はそんな甘いものじゃないと言われましたが、現在私にとっては毎日が天国のように楽しいです。
すべては、ケースバイケースですよね。








開墾当初の写真が出て来た - 2021.02.11 Thu

昨年逝去された弘大農学部名誉教授の神田先生から生前いただいていたフィルムスキャナーで、過去に撮っていた写真のネガフィルムを少しずつパソコンに取り込んでいる。

その中に、今となっては懐かしい思い出の写真が出て来たのでちょこっとご紹介。

最初のは、ここで就農する前年秋に現地を確認に来た時の状態の写真。
写ってるのは、私が二十歳のころに北海道の瀬棚の牧場で実習した時にスタッフだった村上さんご夫妻と赤ちゃん(レラちゃん)。

お金も経験も何もない我々は「俺たちは将来、みんなが見捨てたような場所で農業をしような!」と毎晩のように語り合ったのだった。村上さんたちは一足先に北海道の豊浦で農業をスタートしてた。その後、余市に移った。
そんな夢を語り合ってから10年を経て、私がいよいよここで就農する予定ということで、ここまで来てくれたのだった。

とんでもないやせ地の場所は、貧弱なカヤと松の木。
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そうでなければ、人の背丈くらいのササ薮と、オニグルミなんかの木が生い茂って暗く鬱蒼としていた。
木の陰になるので岩木山も見えず、迷子になったら出てこれないので特に大きな木を目印にして分け入りました。
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この山栗の木も開墾のとき切っちゃった・・・。
開墾で木を切るのはなんとも申し訳なく辛い作業でした。
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さて翌年、雪が消えていよいよ開墾がはじまりました。
雪の下でササやススキなんかは倒れて見通しが効くようになって、ずいぶん楽に。
開墾は春先雪解け後にやるのが鉄則ですね。
この沢から向こうが自分の土地。
橋もなく、まずは入り口になる場所の笹を刈り、道路をつける作業から開始。
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まだ機械もないので、こんな石を運び出すのも人力。
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毎日毎日里に借りた家から通って、朝から晩までまあよくやったもんだわと今になって思うけど、ずっと新規就農したら開墾でやるもんだと思ってたんで、特になんとも思わず、墾田永年私財法ってこんな気分かと思いながらハイテンションでやってた(笑)
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まだ大量にネガフィルムがあるんで、楽しみだ~。


こんなんできました~ - 2021.02.11 Thu

子供部屋も完成。
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で、その下の1階には私のクラシック音楽を聴くためのリスニングルームも完成!
CDの棚も作って設置完了!
完全に飲み部屋。
ほぼ毎夜ここで飲んだくれてます。
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クラシックと畑の話で盛り上がりたい方はぜひお越しください!

タイムリミットが迫る中ひたすら建築 - 2020.12.21 Mon

このところ毎日のように大工仕事。
うちの子にクリスマスプレゼントとして子供(ちより)部屋を作ってあげるとか安易に約束しちゃったもんで、あと数日しかない!!

うちの子の部屋は2階にするので、その前に1階をつくらなきゃ。
まずは床だよね。
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断然材入れて、コンパネ張りました。
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で、その上に床板張り。
こんなこともあろうかと、解体する倉庫から剥がしてもらってきておりました。
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この1階の部屋は、クラシックのリスニングルームとかにしちゃおうかなとか考えてます。
就農してから好きなクラシックもほとんど聴いてないし、再生機器もアンプだけ残して手放しちゃったもんで、ずっとCDを聴けない環境でした。
チェロだって就農してから開墾に明け暮れていたので冬の農閑期にだけ出して触るだけの生活がずっと。
チェロを再開してまだ10年も経ってないよね。
この部屋ができたら、クラシック聴きまくりたいものだわ。

さて1階の目途が立ったんで、ケツカッチンの2階のちより部屋。
断熱材もバッチリ入れて、配線も先にやっとく。
壁板を剥がしているところは、出入り口の穴をあける予定。
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見えなくなる部分にはガンガン古材を使っております。
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今日は窓枠を取り付けて間柱立てて終了!
手前はサンルームにします。
あと3日で入居させねば!
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ちより部屋造作 - 2020.10.26 Mon

南側の差し掛けの2階部分にちよりちゃんの部屋を、というわけで農作業の合間にコツコツやってます。

屋根を付け替えるのは天気のいい日に1日で。
でも午前中は雨。
午後にやってしまえと思っていると、渋谷さんがやってきて手伝ってくれました。
いつもすごいタイミングで現れるのが渋谷さんなんですよね~。
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ちなみに、この高さは私はほぼ限界。

コンパネを打って、アスファルトフェルトを張るんだけど、なんたって寸法も変則だし、なかなか時間がかかる。
しかも標高高いもんで。
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日を改めてさらに進めます。

アスファルトフェルトは下から張るのが鉄則だけど、上の方は滑るんで危険だから先に貼っちゃった。
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屋根とりあえず、ここまで完成!

で、今度は1階部分の窓!
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子供たちがコロナで学校休みなんでお手伝い!

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窓の場所に穴が開きました!

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で、取付完了!

大工仕事は楽しいわ~!

チェコ(激?)辛パプリカピクルス - 2020.09.14 Mon

17年にチェコへ行ったとき、オロモウツのこちらで・・・
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・・・食べたビールに合う料理の数々の中で、この長パプリカのピクルスが印象的でした。
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こうやって1本のままでピクルスにして食べるとは、この豪快さ!
で、さっそくこのチェコの長パプリカ(辛いタイプ)の種子を現地で購入。

3年後の本日、収穫しております。
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ちなみに、彼は3年前うちの研修生だったKUSAです。
3年ぶりにブログ登場。
彼は現在、遠野のホップ農家となり、遠野ホップ青年部長として頂点に上り詰め意気揚々とうちに凱旋(?)。
で、遠野醸造のシェフの有賀さんを連れて久しぶりにやってきました。
ちなみにKUSAは、うちに研修に来た当初「ボク、ビール好きじゃないんですよね~」とかふざけたことを言ってましたが、研修が終わる頃にはビールがないと生きていけない男になって、無事しらとり農場卒業。
で、有賀さんにさっそくこれでピクルスづくりをご指導いただきました。
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しらとり農場版のピクルスの調合を考えてくださって、しかも、うちでしか作れないというか、うちにしかない超社外秘なものをかなり使ってもうこれはもう超秘伝のレシピになってしまいました!
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とりあえず、15本終了。
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ついに、チェコの長パプリカでのピクルスが完成だ!!
これがあれば、ビールはもうエンドレスだわ!
明日から大量生産体制に入る!!

大発見じゃないの~!? - 2020.09.04 Fri

うちのオリジナルの「あそべトマト」。
(ちなみにアソベの森とは、岩木山の昔の呼び名で、火を噴く山といった意味らしい。)

美味しいんだけど病気に弱くて、北海道の植物医師に遠隔診断で診てもらったら、「葉かび病60%、すすかび病40%という感じ」との診断結果。
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もうハウス中のこのトマト全部罹患。

が、今朝収穫中に発見した!
ハウスのちょうど中ほどに、ただ1株だけまったくこの症状が出ていない株があった!!
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この株の両隣は完全にこの症状。

これは大発見じゃないのか!
このハウスの中、唯一の健全な株。
この病気に抵抗性があるということではないか?
さっそく、この病気にかかっていない株から採種!!

さらに新たな品種ができる予感!!!
名前は「あそびまくり(仮称)」とかにしとこうか?
今日もビールがうまい!!



朝の畑のようす - 2020.09.03 Thu

今日は暑かったですねえ!

早朝気温の上がる前に、まずはミニトマトの種とりのため、全部株のミニトマトを食べながら、激ウマの株に目印をつける作業から。
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写真を見ておわかりのとおり、うちのミニトマトは普通のミニトマトのように房成りに実がつきません。
採算を考えたら誰もこんなミニトマトなんか栽培しないよですよねぇ。
でも美味いんだなあ。
これはうちのオリジナル品種なんです。私の味覚だけで選抜を続けています。
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ちなみにこの大玉トマトもオリジナル品種。
うちでしか食べられないトマトです。
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これは?
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チェコの激辛パプリカ。
今年のうちのラー油に使う予定です。

さて、朝にキュウリの収穫をすると、もう絶滅した暴走族の音かと思うくらいハチの羽音がぶんぶん唸っています
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早朝の作業清々しいですね。





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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農の考え方を基本にしながら在来種、固定種の野菜を中心に育てています。

農法については、○○農法といった、単一の農法ですべての野菜を育てているわけではありません。
野菜の特性によって、また、栽培する土地の状態に応じたアプローチをしています。
基本的な考えは自然農を心がけていますが、それも完全不耕起ではなく、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいのものすごいデコボコと穴だらけになるところから工夫したやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。
有機栽培的に育てている作物の肥料には、地元弘前の松緑酒造「六根」の酒粕に米ぬかともみ殻、さらにもみ殻燻炭を発酵させたボカシを作って、土地の痩せたところに使用しています。
しかし、開墾当時からみたら随分土が豊かになってきており、無肥料で育てている野菜が増えてきました。
いずれはすべて無肥料になっていくんでしょうか?楽しみです。

私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目(100品種)ほどの野菜。
F1品種は特別に味の良いと思われる数品種以外、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。
そのため、それを目的にしているわけではないのですが、自然に自給自足のような生活になってきました。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*grape.plala.or.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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