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2009-10

自然サイババに説教される! - 2009.10.29 Thu

先日、県内で自然栽培で野菜を作っている方が見学に来られた。
名前は以前何度かあの「御大」から聞いていたので知っていたが、直接お会いしたのははじめて。

会った、第一印象。
「サイババそっくり!!」
自然栽培をするサイババ!自然栽ババか?


が、このサイババさん、自然栽培原理主義とでも言いましょうか、有機や自然農についてまったくご理解いただけない。
そもそも、私が自然栽培をしていると勘違いして来られたので、がっかりしたのでしょうか?

ダイコンの葉の色が自然栽培に比べて少し濃いらしく、
「なんか(肥料を)やってるのか?」
「肥料なんかやると、病気出るし、虫が来る!」などなど、延々と肥料の毒について(肥毒)攻撃的に言ってくる。

うちは有機のときから、病気も虫もほとんど来たことがないのですけど、何も反論しませんでした。
わたしはそんなに病気も虫も怖いと思ったことないんですが、この自然栽培の方の肥料への執拗な攻撃(⇒病気、虫の誘発)、はそれを極端に恐れているのでしょうか?

(ちなみにうちのダイコンは、ニンニクの収穫後そのまま耕さずに種まきしたので、無肥料。でも、昨年のにんにくには鶏糞を使っています。)

で、やおら、ダイコンを抜き、食べてみて「ん、みずみずしい・・・」と小声でぼそっと。
意外に正直。

が、サイババさん、すぐに気を取り直したのかだんだんヒートアップしてきて

「どんなつもりで、売ってるんだ?お客さんに有機だからおいしいとでも言って売ってるのか?」

と、自然栽培じゃなきゃ、野菜はうまくない、安全じゃないという意識全開で、なんかはじめから延々怒られモードの可哀相なわたし。
きっと、傍からみたらすでに涙目だったんじゃないでしょうか?

「いや、今年はほとんど自然農で、有機はそっちのタマネギとか、一部なんですが・・・」
と言っても、
「どこで、そんな自然農なんて覚えてきたんだ」
と、もう、高度1000mを越える上から目線。

しかも、これが初対面ですぜ?ダンナ!


しばらく説教モードが続いたので

「うちは、トラクター壊れちゃったから、やろうと思っても自然栽培やれませんし・・・、トラクターやめて自然農にしたらスッキリしましたよ」

と暗に自然栽培やるつもりないようなこと言いましたら、「なんでスッキリするんだ?」と。

「トラクターで耕すとミミズもみんな死んじゃいますから・・・」
と言うと、そら来た!とでも言うように間髪いれずに

「ミミズがいる畑って言うのは、よくないんだ!未熟なものが入っているからミミズなんかがいるんだ、だから虫も来るし病気も・・・」とまた講義スタート。

もう、私も限界点に達し、いい加減反論したくなってしまい、ついポロっと言っちゃいました

「いや、自然界は、常に落ち葉や枯れ草なんかの未熟な粗大有機物が供給されて、それを食べるミミズもいるのが自然じゃないですか?常に未熟なものもあり、その下に完熟なものもある、という状態が自然なんじゃないですか?ドングリの木の下にミミズはいないんですかね?」

と言うと、しばし沈黙。

ほっとしたのも束の間、そんな話しすぐに忘れたかのように、すぐに自然栽培についての講義と、有機栽培への攻撃をひとしきりした後、帰られました。

が、わたしはしっかり来週サイババさんの畑を見学させてもらいに行く約束しちゃいました。
よその方の畑を見れるっていうのは楽しいですからね。





しかし、自然農、自然栽培、有機栽培、自然農法・・・みなさんそれぞれ思いを持ってやられているんですから、お互いに情報交換しあって参考にしながらやっていけばいいと思うんですが、どうして自分の農法だけが正しいと思って、他を攻撃するんでしょうね?

自然栽培については、先ほどのミミズの反論以外にも多々思うところがありますが、だからと言って、自然栽培はダメなんだ、なんて言うつもりは一切ないですし、それぞれ、思い思いに自分なりにやるのが楽しいんじゃないかと思うんですがね。


しかし、大変な日でした。








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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農を基本に在来種、固定種の野菜だけを育てています。

農法を簡単に説明しますと基本的な考えは自然農を心がけています。
ただ、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいものすごいデコボコと穴だらけになるところから生まれたやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では
一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。


私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目ほどの野菜、水稲も少し。
F1品種を使わず、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*cronos.ocn.ne.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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