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2009-11

キミは光を見たか!? - 2009.11.28 Sat

mixi動画はサービス終了しました

岩木山麓に住んでいながら、実は今まで岩木山に登ったことがなかったということを、ここで告白してしまおう。

そもそも、私の行動様式は「おいしいものによって動く」という大原則がある・・・ような気がする(お約束はできませんが)。

たとえば、今の農業という仕事も、おいしいエダマメが食べれる!という極めて自然な要求によってやっている。


その点、登山はどうだろう?
岩木山頂に何かおいしいものでもあるのだろうか?

あそこ行くと、チェコビールが湧いている、というのであれば、毎週でも登るかもしれませんが・・・。

というわけで、ひたすら坂道を登るという登山のような肉体労働は失礼のないよう丁重にお断りしていた私でした。




しかし、ついにそんな私の信念が周囲の(特にワンゲル玲子の)強い圧力に屈してしまったのだった。
毎年のウーファーからの執拗な誘いを断り続けていた私だが、そして当日の朝まで気乗りしなかったひ弱な私が、ついに観念して登ってみることに。
メンバーはやる気120%のワンゲル玲子を隊長に、60%のとしちゃん、50%のぼんこ、20%の私。

としちゃんが「ボクは行かない」と言ってくれたら、オレもオレも~!と即便乗するところなんだが、どうも今日に限って以心伝心がうまくいかないじゃないか。

男にはどうしても行かねばならないことがあるのだ。


決行日は10月17日の早朝。
リラとにわとりにエサをやって、自宅すぐそばの「赤倉コース」の登山口から登り始める。


スタートして数歩で早くも足が棒になってきたような気がする私だったが、今回どうしても登らねばならないのであれば、私には長年の目的があった。
実は、それは、岩木山頂から自宅を見つけることだった。
いつも農作業の合間合間にうちから岩木山頂を眺めているのだが、自宅から山頂がきれいに見えるのであれば、岩木山頂からも自宅がきれいに見えるはずなんじゃないかと以前から思っていたのだ。
いったい、岩木山頂から自宅はどんな風に見えるのか?
長年の興味をこの目で見たかった。



さて登山中、とにかくお腹がすくこと!
携帯したおやつはほぼ食べ尽くす。
もっとおやつや食料を持ってくればよかった、というのが反省点だ。
いや、もう登ることはないとは思うが。



そしてお昼過ぎについに1625mの山頂!

素晴らしいっ!!

なんと天気は快晴!

日本海、津軽半島、青森市も見渡せる360度の大パノラマ、超ウルトラ素晴らしい眺めではないか!
岩木山、いいね~っ!!


これがワンゲル玲子をはじめ、高いところ好きな方達を惹き付けて止まない魅力なのだな。
確かにわかる気がする。


まず、この山頂から自宅を探す。
下界の景色はまるで美しいジオラマのようだ。
たぶんあの細い線のように見えるのが県道30号岩木山環状線だろう。
すると、あのカーブのあたり、緑の中のあそこがうちの農場で、針の先ほどのポツンと見えるのが自宅じゃないだろうか?
しかし、確証がない。

するとワンゲル玲子隊長がやおら携帯を取り出し、うちで待機中の潤子さまに電話すると、なんと通じたではないか!!
おそるべしドコモ!

そして、自宅かどうかの確認のため、潤子さまが自宅玄関の鏡を使って岩木山山頂に太陽の光を反射させてみるという。
しかも、そのまま電話で中継しながらだ!



すると何と驚くべきこと!!

しばらくした後、いきなり、まさに自宅じゃないかと思っていたその場所から、ものすごいストロボのような光がパッ、パッと光ったではないか!!

我ら、登山チームの興奮と驚きの大歓声が岩木山頂を包んだ!
山頂にいた違う登山客も、その強い光と我々の歓声に驚き、訊ねてくる。
「あそこ、うちなんですよ~!!」

あんまりおもしろいので、数分間やってもらった。
その間、ビカッ!ビカッ!と驚くほどの強さの光が家から発せられたのだ。


動画に録音された音声は「住所はどこなんですか?」「東岩木山です」という近くにいた登山客の質問へ答えている大興奮真っ只中のリアルタイム中継。

いやいやいや、鏡の反射って、すごいんだなあ!!






私くらいの登山のベテランでも、こういう経験ははじめてであった。









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李下に冠を正さず - 2009.11.25 Wed

農家の方ならみんなご存知だと思いますが、あの肥料袋って便利ですよね。
そう、化学肥料が入っている丈夫なビニル袋。
あれって、かなり重宝しますよね。

うちはもちろん化学肥料なんて一切使ってませんので、その肥料袋だけ知り合いの農家さんからたくさんもらってきて、それに薪ストーブから出た灰や、米ぬかなんかで作ったボカシとかを入れて保管したり、けっこう利用してます。


で、あるとき、ふと思ったんですよ。

うちの畑には、サイババはじめ、いろんな方が見学に来られるんですが、そんなはじめて来た方が、ハウスに普通に並んで置いてある化学肥料の袋を見て「えっ!実は化学肥料使ってるんじゃないの!?」と思うんじゃないかということ。

しかも、化学肥料の袋からボカシなんか出して畑に撒いてた日にゃ、どう見てもこりゃ、「今、化学肥料撒いてますの図」にしかみえないんじゃないのか?



で、さらに、うちは米ぬかとかも知り合いからもらってきて、ジャージー牛にちょこっと食べさせたりしてるんですが、先日友人からもらってきた米ぬかが入っていた袋というのが、なんとよりによって「牛用配合飼料」とか印刷されたでかい袋なんですよ。

この袋から米ぬかを出して牛にあげたりしてたのを、はじめて来た方が見たらもう、それこそ「今、牛に配合飼料をあげてますの図」そのものじゃないですか!?


いやややや、どうして今まで気づかなかったものか。
今まで見学に来てた方とか、かなり疑惑を持って帰られたのでは?と思うと怖ろしい。
だれもそのことについて質問して来なかったしね。
返って質問されないというのも怖い。


そういえば、昔、山形の庄内でスイカを買って青森に帰る途中、日が暮れた秋田の海沿いでどうしてもそのスイカが食べたくなったわけ。
で、車を泊めて、外に出てスイカを叩き割ってむしゃぶりついてたんですよ。

食べ終わって、ふと、周りをみたら、ちょうどそこがスイカ畑のまん前。

何もやましいことは無いんですが、もう、犯罪者の気持ちで逃げるようにその場を去ったわけです。
たぶん、翌日、スイカ畑のまん前に、割られたスイカの皮と種が散乱しているのをみたら、スイカ農家の方はどう思っただろう。

・・・怖いものです。











小屋は建つのか? - 2009.11.15 Sun

もう11月も中旬。
いつ雪が降ってもおかしくない。

しかし、小屋の建設予定地はまだ整地もしていない。


だが、こういう状況にもかかわらず、やっちまいますよ!
驚く無かれ、3間半に5間の2階建てだ!
もちろん、基礎からビシッとやるつもり。

今日は、材料の古材をもらいにむつ市の友人のところまで行ってきた。
まあ、とにかくやるだけのことは毎日やっているから、最後まであきらめないでやるだけだな。

いっしょに小屋を建ててみたい、寒さに強い方、募集しております。


やまなみ農場ご一行さま来訪 - 2009.11.10 Tue

福島で自然農自給学校をやられている「やまなみ農場」ご一行さまがうちに見学に来られました。

なんと、21人プラス子供3人という大旅行。
「東北浪漫紀行」というテーマらしかったです。


あの木村さんの奇跡のリンゴ畑をじっくり見学し、佐藤初女さんの森のイスキアを見て心を洗い清めてから、あまった時間でうちの農場に来てお昼を食べるという、岩木山麓が世界に誇る三大メジャースポットをめぐる超豪華スケジュールだった・・・と私の中では思っていました。

が、当日まだ午前中なのに電話が来まして
「今、待ち合わせ場所に到着しましたので、よろしく・・・」


???お昼に、うちでしたよね?まだかなり早いんじゃ??



と、話を聞いてみましたら、なんと!びっくりですよ!!
どうも、私が木村さんのリンゴ畑とイスキアを案内するということになっているような!?

こういう、打ち合わせの行き違いって、よくありますよね。
他人の話をまったく聞いていないということでいつも怒られるわたくし、こんなこととってもよくあります。

毎度の事ながら、焦ります。

「すいませ~ん!!今、行きます!!」
と、すぐにプレハブの解体をしていた作業をやめ、「やばいよ、やばいよ~」とつぶやきながら、速攻で木村さんの携帯に電話。運良く1回でつながった!!
「実は今、福島から見学したいと言う方が来てるんですよ~」と言うと、「わたし今、福島に来てるんですよ」とのこと。

この訳のわからないミラクル!!

でも、畑に入らないで外から見るだけならいいとのこと。

待ち合わせ場所に向かい、そこでやまなみの皆さんと合流!
ぞろぞろと車を連ねて、木村さんのりんご畑へ。

なんか、自分の畑であるかのようにご案内。
ちなみに私は、何を質問されても答えられましぇん。

で、無事に案内を終え、こりたのかイスキアには自力で行かれるとの申し出。


で、最後に岩木山麓でももっと神聖だとウワサされるホーリースポットのうちの農場へ。
ちなみに、あの聖者サイババも訪ねてきた場所。

みんなでくるみの木の下で、わいわいとお昼。
楽しかった~!!
やまなみの皆さんは、みんなかなり個性的な方々ばかりなのに、どうしてこんなにまとまりがあって、みんな感じのいい方ばかりなんでしょうね。

園田さんと話しをしていたら、なんと、彼も増永さんの経絡指圧を学ばれたということがわかり、知人で同じ経絡指圧をやっている方とはじめて会いましたよ。これは、来年の東北自然農の集まりで経絡指圧の分科会をやっちゃおうか、と思ってしまった!

たくさんお土産をいただきましたが、やまなみさんのこんにゃく、最高においしい!
青森ではこんにゃく芋、育つのかな?

最後は、勢いでチェロまで弾くはめになり、いつものようにめためたの演奏をご披露して終了!
来年の東北自然農の集まりでの再開を約束して、みなさん福島へ戻られて行きました。
自然農のみんなって、本当にいいよねえ~。

楽しかった!!


ちなみに、やはり、あのパイプ支柱小屋は予想通りトイレと間違われました。
















自然サイババの畑に立ちて - 2009.11.08 Sun

この前の金曜日に行ってきました。

実際の自然栽培の専業農家の畑を見学するのは初めて。
場所は標高700mの八甲田山麓。3町のダイコン畑。


広大な畑にダイコンが、規則正しく、整然と。
それを延々と収穫していく従業員の方(と言っても、近くのばあちゃんだと思う。)

ダイコンは、葉が小さくてもダイコンの部分は立派!
大きさは大きいのも小さいのもまちまちでしたが、十分十分!
なるほどなあ!これが自然栽培!
麦を2年作って肥毒?を抜き、大豆を1年やってからダイコンにしたそうだ。

「こっちの方は豆のあとだけど、まだよく育たないんだよなあ。麦をやってないから。」
と見せたくれたのは、すぐ隣の区画。
ミニダイコンくらいで生育が止まったようだ。
それでも、全部切干大根にするから、無駄がないそうだ。

切干大根は、山を下りた里にプレハブがあって、そこで3名の方が黙々とダイコンを洗っていた。
私が見ていた間は私語一切無く、もちろん決して下ネタで盛り上がることはなかった。期待していたわけではないが。

切干大根、今年はなんと1万パック売るそうです。
いくつかおみやげにいただいてしまった!
ダイコンも2本おみやげ!
気前のいいババさまに乾杯!

雨でぬかるんで、土木現場のような畑に大型トラクターが入って収穫作業中のところも見学。
歩きながら
「あんたは、自給自足とかそんな暮らしにあこがれてやってんの?」
と、厳しいサイババ口調が復活。
「まあ、そういうのもいいですよね~。」
と、この場の雰囲気からは、かなり軽薄な答えのわたし。
もしかして、これがいけないのか!?

が、忙しいのか、ババさまも従業員のばあちゃんといっしょにダイコンの収穫をはじめたため、私は無事そこで切り上げて帰ることができました。


いやいや、畑を見て、いろいろ思うところがありましたよ。
みんな、頑張ってるんだなあ。
みんな、それぞれ自分なりに一生懸命やってるんだよね。
みんな、生きてるんだよ。

が、私にはやっぱり「自然農」がいいなあ、と改めて深く思いました。


自然栽培、自然農、有機、それぞれ迷ったら(消費者でも生産者でも)、その畑に直接行くことですね。

いくら理屈を聞いたって、畑を見たらすべて伝わってきます。
むしろ、畑を見なきゃわからない。

行ってよかった。
サイババさんから、さらに切干大根用のダイコンを削る器具をおみやげにもらっちゃいました。

うちもこれで10パックくらい作っちゃえ!


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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農を基本に在来種、固定種の野菜だけを育てています。

農法を簡単に説明しますと基本的な考えは自然農を心がけています。
ただ、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいものすごいデコボコと穴だらけになるところから生まれたやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では
一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。


私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目ほどの野菜、水稲も少し。
F1品種を使わず、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*cronos.ocn.ne.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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