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2011-04

ジャガイモのアンデス植え - 2011.04.30 Sat

雨続きで、ジャガイモの植え付けが遅れてましたが、今日ようやく完了!

今年は種イモ110kg。
そのうち、アンデス赤、キタアカリ、タワラヨーデルを完了させ、残る「とうや」をいつ植えつけようかと毎日天候を見てました。

そして、ようやく本日の午前中の晴れ間に、植え付け!午後3時雨が降り始めたときに、終えました!
ベリー、グッジョブ!!


1日でジャガイモ30kgを20mの6ベッドに2条植え、しかも、自然農での畝づくりからスタート、と言えば、分かる方にはどのくらいの大変さか、わかっていただけるかと思います。


オスカーといっしょに、Yes,we can!なんて言いながら、作業。

今年は、自然農でいくつかおもしろい試みをやってます。
そのうちのひとつが、ジャガイモのアンデス植え。


アンデスのインディオたちのやるジャガイモの植え方をご存知ですか。

3人一組。
真ん中の一人が、耕していない急斜面の土にスコップを入れ、スコップは土に刺したまま、スコップの柄を上に持ち上げます。スコップの先端の位置はそのままでちょこっと持ち上げる感じ。
すると、スコップの下の面に土との隙間が少しできますよね。わかりますかね?この説明。

それでできたスコップと土の隙間に、左のイモ係りが種イモを、右の肥料係の方が、肥料(乾燥した家畜糞のようです)を同時に差し入れ、真ん中の方がスコップを抜き去る、というわけです。

まさに、この植え付けの方法こそがジャガイモに関しての本家本元のオリジナルでしょう。
アンデスの本来のジャガイモは不耕起なんですね~。
この元祖の方々のやり方の前には、自然農とか自然栽培だとか、自然農法、有機なら、とかなんてうるさい説明はまったく不要!


このNHKの極秘映像「人間は何を食べてきたか」を見た瞬間、これはもうやるしかない!と大興奮!(このDVDはマイミクしゃれまみさん提供)





で、さっそく今年やってみたわけですよ。
結果は、今年の夏に!


ただ、うちの場合、ベッドの幅が広いので畝の上に上がっちゃわないといけないので、ちょっと抵抗が。
自然農の方々は、ふかふかの畝の上に上がるという、この壁を乗り越える必要がありますね。


映像を見る限り、アンデスの土は、小石混じりのさらさらなので土が崩れやすく、スコップを保持している間にイモと肥料を入れてしまうこの方法がかなり有効なのですが、日本の湿り気のある土では、特にスコップで保持している必要がないことが判明。

穴あけ係がどんどん穴を空けていき、種イモ係がそこへイモを置き・・・という時間差アンデス方式が可能なんですね。

ただ、それ以外のアンデス方式の特徴としては、肥料とイモを同じ植え穴に入れるというところです。
これは私も試したことがないので、今回初の試み。


アンデスの土は、見た感じ、肥料っ気皆無ですね。
そこで、種イモと同じ穴に家畜糞を入れることによって、一気に初期成長を促し葉だけはまず確保。
後半その家畜糞の肥料分が切れることによって、うまいイモになるんじゃないの?と私は見ています。


さて、今回のアンデス植え、植える前に大地の神々にお酒を供さなければいけないのですが、省略してしまったために、今晩やることにしました。

豊作のためには、いろいろとやらなきゃならないことがあって、大変なんです。


















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目の痛い日 - 2011.04.27 Wed


今日はイギリスから来たオスカーと二人でお留守番がてら、居間で午後から大量のニンニクの皮をむいてスライスしていた。精神的な限界まで。
なぜって?大量にあるからさ。



で、ついでに、唐辛子も切って種を取って刻んだ。肉体の限界まで。
なぜって?大量にあるからさ。



おまけに、タマネギも皮をむいてスライス。
なぜって?大量にあるからさ。しかも芽が出ちゃったし。




で、まずは、ラー油2リットル完成!


で、時を経ずして、ニンニクオイル4リットル完成!


それに伴ってできたのが、大量の揚げニンニク(フライドガーリックって言ってみる?)
もちろん、ごま油風味と、オリーブオイル風味の2種類。
別々にタッパーに保存。


で、今あと少しで完成するのが、カレーだ!
仕上げにタッパーに入りきらなかった揚げニンニクを、てんこ盛りにかけてやれ!!



部屋の中で刻み作業をしていたので、現在、部屋の中には刺激成分を含んだ空気が充満しておりますが、ただちに健康への影響は・・・・入っただけですぐに目が痛くなるんだよ!!


面接の鬼、語る - 2011.04.25 Mon

今日は車で、牛のえさのおからをもらいに行った。
一人で車の運転をするのが嫌な私は、潤子サマと子供二人といっしょに出かけた。


運転しながら、なぜか、昔、教員採用試験を受けたときの面接の質問を思い出した。

「個性を伸ばす教育とよく言われますが、あなたは生徒の個性を伸ばすにはどうしたらよいと思いますか?」といった内容だった。

ヒヨコだった私は、納得のいくことを言えずに無念さが残り、今でもふと、この面接の質問を思い出すことがある。



で、「あの」潤子サマなら何て答えるんだろうか?と思い、たずねてみた。

もう、皆さん言わずともご存知でしょうが、うちの潤子サマ、その方面では有名な言葉の魔術師。
どんな口論でも、理屈が通っていようがいまいが、すべて打ち負かす。
他人から聞いた話も、あたかも自分の体験談のように語り、しかも臨場感30%以上UP!
あらゆる質問に知っているかのように即答するが、実はまったく知らない。
たとえば、ここ数年ほとんど子育てに忙しく農作業にタッチしていないにもかかわらず、訪問者には私よりもくわしく畑の様子を説明できる(しかも現代農業で覚えた専門用語などを華麗に操って)。


このような猛者ですから、面接なんてぷぷぷ・・・ってなもんですよ。
ちなみに、現在まで数々の面接を受けているが、不合格になったことは一度もないという。


で、潤子サマはこのようにのたまった。
骨子だけ

・今疲れてるから頭まわらないけど、そんなの面接の場にいたらいくらでも答えられる。
・相手(面接官)を読まなきゃダメね。
・面接ってね、こっちの考えをいうんじゃないの、相手がほしい答えを言ってあげるの。

え?そうなの?と聞くと

・面接で何したいの?合格したいんじゃないの?あんたの考えを言いにいくんじゃないのよ。合格しに行くんでしょ。


車内、大爆笑でした。
こりゃ、かなわんわ!


















地元の責任は棚上げですか? - 2011.04.21 Thu

福島第一原発の事故で、地元の自治体などから東電や政府に対して文句を言うのは、まったくの筋違いじゃないかと思います。


原発を誘致したのは地元の自治体なんじゃないですか?
受け入れを決めたのは福島県議会や、知事さんなんじゃないんですか?


事故が起こらない、安全だという東電の側の甘いだけのことばと、潤沢なお金をいただいて、反対する住民の声を聞かずに抑え込んで、原発を進めてきたんじゃないんですか?


今回の事故が起き、すぐに住民を守るための計画をしてこなかったのは、自治体にも責任がありませんか?


原発の受け入れを決めた自治体の議会や、首長さんから、「受け入れは間違いだった」という謝罪をまず、地元の住民にすべきです。
そして、何が間違いだったかをハッキリさせてから、それを全国の原発を受け入れている自治体に、同じ間違いを繰り返さないように、と緊急アピールしてください。


(特に、今回の事故からまったく何も学んでいない青森県にはキツク言っちゃって!!)



福島県は重大な責任があると思います。
決して、100%の被害者ではないと思います。

他県への放射能の影響についても、原発を受け入れをした福島県こそ加害者だという意識はないのでしょうか?
影響を受けている他県へ謝罪すべきだと思います。


私は東電も、受け入れを決めた福島の議会・地元自治体・首長も同じ穴の狢としか思えません。
そして、東電を非難する自治体は、仲間割れにしか見えません。




縄文のお祈り - 2011.04.15 Fri

今日は、野草社という出版社の石垣さんご一行と、何人かの方が見えられて、毎年4月15日恒例となっている、登矢守(とやもり)さんという場所に行ってきた。


場所は、白神の入り口、西目屋のずっと奥の場所。
岩木山の南、ここから先は人が住んでいない、という場所。というお告げで、高橋さんという方がそこの土地を購入したところからこの話ははじまる。

説明するのは長くなるし不思議すぎてうまく伝えるのも難しいのですが、とにかく、ここには縄文(アイヌ)の酋長が祭られていて、ずっと不思議なことが起こり続けているという場所。

しかし、また、ものっすごいいい気が流れていると、何もわからない私ですらわかる(ような気がする)。
とにかくいいところなんですよ。景色もいいし。


私もホント不思議なご縁で、このお祈りに参加させていただいている。

石垣さんとは、奈良で自然農の川口さんのところへ行ったりしていたときに、「野草塾」という集まりでお会いしてからだけど、まさか、こんな青森でまたお会いできるとも思わなかったし、驚きというより、恐るべき偶然!というくらいのびっくりの出会いだったんですが、ホントつながっているものなんですねえ。


さて、この集まり、毎回参加者が微妙に違うし、初めてお会いする方もいるのですが、とってもいい方ばかりと出会える。
また、毎年石垣さんとお会いできるのも楽しみなこと。

うちも、縄文なので、たぶん、こことも繋がりがあったのだろうと思う。


その後、南朝4代目の長慶天皇のお墓にご挨拶に行き(これも毎年恒例)、帰ってきました。
そう、以前、そういうことも何も知らなかった頃、マイミクのケンちゃんといっしょにドライブで偶然ここに行ったんですよねえ。覚えてますか?
普通、ドライブって言っても、こないよなあこんな辺鄙な場所。
もう、そこからつながっていたんでしょうかね。


さてさて、今回もまた不思議な話が続出で、目に見えない世界のことに気づかされました。
こういうことをあまり書きすぎても怪しいよなあ、と思いながらも、書いちゃった。

1日農作業は休んだけど、今日はとってもいい日でしたよ。





「木村秋則氏講演とスライドの夕べ」・・・やっちゃうの? - 2011.04.15 Fri

昨日、りんごの森(相馬の道の駅)に行った帰り、りんごの木村さんの家にふと寄ってみた。

昔(10年以上前)はほぼ毎週アポ無しで遊びに行ってお昼と夕食をごちそうになって、夜までパソコンやUFOの話をして帰ってくるという、あつかましいにも程があるというくらいお世話になっていたのだ。

今、自分が農業をやってみてよくわかるんですが、農作業しなきゃいけない忙しいときにアポ無しで来客が来ても、嫌な顔ひとつせず、農作業も中断して1日中お茶を飲みながら話をしてくれるって、ホントできるもんじゃございません。もう、申し訳ない限りだと反省してます。


で、ここ数年は私も就農して動けなくなったのと、何より木村さんがあんまり有名になってしまって、忙しいだろうからとしばらく遊びに行ってませんでした。
まあ、年に2回くらいは木村さんがうちに来ることはあったんですが、こちらからお邪魔することはできるだけ控えていたわけです。

で、昨日はたまたま木村さんの家の前を通ったんで、すごい久しぶりにアポ無しで訪ねてみました。


「こんにちは~」と、し~んと静まり返ったままの家の中。
呼んでも家のドアは鍵がかかっていないし、倉庫にも誰もいない。
不在かなと思ったら、いきなり木村さんが出てきた。

久しぶりに私が訪ねて来たんで「おお~珍しい~」とか言いながら、立ち話。
まずは、さっそくいつもの通りUFOの話から。

「最近、まだUFO出ますか?」
との問いに、
「うん、ここら辺から、ここを通って、あっちに行くなあ」
「年に何回くらい見るんですか?」と聞くと
「何回って・・・200回も見るかな?」とのこと。相変わらず飛ばします。

ホントは、岩木山にUFOが出たら、私にすぐに電話くれて、「岩木山見れ!」と教えてくれる約束になってるんだけど、まだ電話かかってきたことないんですよね。もう忘れてるなこりゃ。



で、そこからうちの畑の話になって、自家採種の話。
すると、木村さんは
「こういう話して、モンサントに殺されそうになったんだ・・・」と。
何~!?

話をきくと、東京の三菱なんとかの講演会のときに、ガードマンと別れて一人になったら、前から背の高い濃紺の背広にサングラス、水色のネクタイの外国人の男性二人が前からやってきて、「あなたの家族のことを考えなさいよ・・・」というような脅迫を受けたらしい。
すぐに、ガードマンが6人くらい戻って来たら、すぐにその二人は「走る走る!」というくらい猛ダッシュで逃げたとのこと。
ガードマンはその二人がモンサントの人だと分かったとのこと。

なんとも、有名になると怖いことにも会うものですよねえ・・・。





で、うちの畑の縄文人や温泉の話、木村さんのところに来た外国人記者の宇宙人話とか、ほかにここでは書けないような話などをして、そろそろ帰らないとなあ、と思いながら



「木村さんも有名になっちゃって忙しそうで、なかなか来づらくなりましたよ~」と言ったら
「来客が多くて、畑にたくさん人が歩くもんだから、土が固くなってしまった。今年はもう講演会とか、かなり減らして、出歩かないようにしたんだ」とのこと。

「それ、もう昔から毎年言ってるじゃないですか、今年こそは家にいるんだって毎年何回も聞いてますけど~」と言うと
「いや、マジ!今度こそマジだって。講演を減らそうと思って。明日は新潟だけどな・・・」と、またどこまでマジだかわからないお話。




で、「しらとりさんのところ、今、何人ぐらいいるんだ?」と言うので、
「二人くらいですよ。今年は多くても4人です」と言うと、
「じゃあ、近いうちに夜に遊びに行くよ。スライド持って野菜の写真見るか」とのこと。

それは楽しそう!!
「ホントに来て下さいね~!!」と約束して帰ってきました。




さっそく、「木村秋則氏、スライド上映会・・・野菜と宇宙人」なんてチケットを30枚くらい作って7千円くらいで売って荒稼ぎしようか、と考えてしまうこんな自分をほめてあげようと思う。











                                         ・・・そんなことしませんけど!













強気 - 2011.04.10 Sun



今日、踏み込み温床のわきで、ニワトリの卵を見つけた。

放し飼いにしているニワトリが、牛の敷き藁を集めて巣を作って、そこで産んだようだ。

でも、肝心の親は牛のえさを横取り中で不在。

うちの千頌(2歳)が、そのたまごを拾いあげて、いきなり地面に投げつけて割ってしまった。

ニワトリが近づくとすぐ泣くくせに、いないとなると、この態度。


雪の中からこんにちは - 2011.04.10 Sun




今日、雪解けも進んだので、雪の中に埋めておいたおいしいものを掘り出した。

今日は、潤子サマがカレーを作ってくださるそうだ。


一期一会 - 2011.04.09 Sat

陳腐なことばなんですけどね。


3月11日の東北大震災の翌日のお昼、ふと、「まだ停電中ということは、酪農家はずっと搾乳できていないんじゃないだろうか?」と気づいたわけですよ。

これは大変だよ、と思って、もしものために100Vの発電機をトラックに積んで近くの酪農家に何か手伝えることはないかと思って行ってみたら、やはりそうで、昨日の夕方から全然搾っていないんだと。
しかも普通の発電機じゃなくて三相の発電機がないとダメなんだって。今、跡取り息子が探し回ってるけど、全然ないんだと。

もう、2日目の昼でしょう、牛も2回搾ってないので苦しんで鳴いている中で、それをただ見ているしかない酪農家の老夫婦も、もう牛舎でおろおろするしかないわけですよ。


で、私はすぐに三相の発電機を探してきます、と言ってそのままトラックでいろんなところを探し回ったけど、全部停電中だもの、三相の発電機は人気でいろんな施設などに貸し出されてもうどこにもなかったわけ。
弘前の知り合いもダメ、五所川原もダメで、もうトラックの燃料もなくなってきて、帰りの燃料が足りなくなるかもしれないけど、もう、ダメでもともとと思って、鯵ヶ沢まで行くことにしたわけ。
すると、鯵ヶ沢の一部はどうも電気が通じているらしく、ガソリンスタンドがやっていて、帰りの燃料補給!
それで鯵ヶ沢に着いたけど、当ても何もないので、もう飛び込みで三相の発電機ありそうなところ知りませんか?とたずね回ったら、酒屋さんが「もしかしたら、あそこの西村鉄工さんにならあるかもしれない」と言ってくれたんですよ。

すぐにそこに行ったらもう日が暗くなってきていて、社長がちょうど工場の扉を閉めるところ。
そこで、事情を話して、どうしても三相の発電機を貸してほしいと言ったら、「そうか、あるよ」と。

だけど、発電機は大きく500kg以上もあって、しかも、工場の奥にあるわけ。
普段なら、工場の天井にあるクレーンで簡単に出して来れるそうなんだけど、停電で動かせないので、途中の資材をみんな寄せなきゃならないし、機械もいっぱいあって、大変大変。

それでも、社長さんは嫌な顔をまったく見せずに、至極当然と言った感じでていねいにていねいに作業をこなしていくんですよ。

資材をどかして、ようやく工場の中にあった小さなユンボを動かしてどうにかして発電機を吊り上げて運ぼうとしてくれるんだけど、発電機の方が重くて、ユンボが何度も倒れそうになる。
それでも、慎重に慎重に動かして、もう、片側のキャタピラが10cmくらい宙に浮いている状態で、何度もやり直しをしながら、なんとか、工場のドアの近くまで動かしてくれたわけです。
もう、見ていて申し訳なくて申し訳なくて。
しかも、もう暗い中です。
今度はユニック(トラックにクレーンのついているやつ)を持ってきて吊り上げて、やっと私のトラックに積んでくれました。

言葉は少ないけれど、ものすごく仕事が丁寧で安全な作業をする方だというのがひしひしと伝わってきましたよ。
代金も請求しないで、ただ、発電機の燃料が入っていないので、軽油だけ入れて使ってくれとのこと。

お礼を言って、すぐに岩木山の酪農家へ持って言ったわけです。
到着すると・・・、なんと、牛舎に電気が点いているじゃないですか?

そう、発電機到着直前に停電が復旧!
私はそのまま、またとんぼ返りで、西村鉄工さんのところへ発電機を返しに行ったわけです。

お礼を言って、その酪農家からもらってきた牛乳を置いて、一言二言立ち話をしたら、なんか本当にいい方だというのが伝わってきました。
今度、何か溶接かなんかやってもらうときは、必ずこの西村さんにお願いしようと思いましたよ。




で、また先日の夜11時30分頃の地震!
私は、熟睡中で気づかなかったんですが、夜中の1時頃おしっこに起きたら、停電してました。
潤子サマが、「大きい地震あったじゃん」と言っても、あたしゃ全然わかりません。

で、おしっこを外でしていたら、車のライトがだんだん近づいてきて、びっくり!
おや?誰か来る!?
私のおしっこを照らしに誰か来る?

急いでおしっこを済ませたら、あの酪農家さんの跡取り息子さんのトラックでした。
「真夜中に申し訳ないけど、なんとか、前回借りてくれた発電機をまた借りてくれないか」とのこと。
朝の搾乳をしなきゃならないからね。
こんな真夜中の1時頃に普通なら来ないじゃない。でも夜中に起きてトラックに乗ってここまで来るっていうことは、余程のことなんですよね。もちろんOkですよ!
(しかし、私のおしっこと、トラックの来るタイミング、すごくないですか?これがシンクロってやつ?)


で、私も失礼を承知で朝の5時過ぎから、西村さんの携帯に電話をしました。でもまだ就寝中なのか通じない。
それで、もうトラックで出発して、その途中から電話をしても6時になっても通じないので、もう、とりあえず直接工場までトラックで行ってしまうことにしました。

6時30分頃に工場についたんですが、誰もいないだろうけど・・・と思って、おはようございますと言いながら事務所のドアを開けると、するっと開いたんですよ。
で、奥のソファーから、社長の奥さんが起き上がってきたんです。
不思議だなと思うよりも、よかった!と思って、
「朝早くに申し訳ないのですが、また発電機をお借りしたいのですが・・・」と言うと、奥さんは、目が真っ赤なんです。

すると奥さんは、驚くことに「いくらでも貸してあげたいけど、昨晩、社長が亡くなってしまって・・・」と。
脳内出血で、亡くなってしまったんだそうです。
手術しても植物状態になるだけだということで、手術をしなかったんだそうです。
それでも、ちょうど今日が社員さんへの給料日だったので、奥さんが早く来て計算をしていたんだそうです。

それでも、発電機、社長がいないので私は動かせないけど、社員さんが来たら出せるから7時過ぎまで待ってくれないかとのこと。

すると、すぐに知らせを聞いたのか、目をはらした社員さんが次々にやってきて、私のことを聞いて、こういう時なのに、ものすごい親切に発電機を積んでくれるんですよ。
手分けして、ユニックを入れたり、機材をどかしたりてきぱきと。

見ていても、チームワークがいいというか、仲がいいというか、そして一人ひとりがとってもいい人だっていうのが伝わってくるんですよ。こういういい仲間のいる会社なら働いてもいいなあ、という気になるくらい、みんないい人オーラが出てるんですよ。
やはり、そういう社長の人柄だからそういう社員さんを惹きつけるんでしょうか。
それが昨日のことです。



そして、今日、発電機を返しに行って、社員さんに自宅を聞いてお線香を上げて来ました。
飾ってある写真を見て、ああ、こういうお顔だったなあ・・・と、思い出しました。

だって、借りるときと返すとき2回しか会っていないんですから。
一言二言話しただけですが本当にいい方でした。
それはわかりましたよ。


でももう、会えないんですよね。
なんとも残念です。

縁というものは不思議ですよね。
思い切って鯵ヶ沢まで行かなかったら、そしてあの酒屋に飛び込まなかったら、この西村社長には会えなかったわけだし、でも、また、もう会えないし。



本当に、陳腐なことばですが、一期一会ということばを噛み締めた日でした。


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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農を基本に在来種、固定種の野菜だけを育てています。

農法を簡単に説明しますと基本的な考えは自然農を心がけています。
ただ、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいものすごいデコボコと穴だらけになるところから生まれたやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では
一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。


私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目ほどの野菜、水稲も少し。
F1品種を使わず、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*cronos.ocn.ne.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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