おいしいトマトのために! - 2017.06.05 Mon
なんたって、トマトの苗がもう大きくなって、花も咲いて老化してきているのに、まだトマトハウスも建っていないという!
・・・びっくりした?
私もびっくりですから!
ニンジンも、レタスも、ダイズも、アズキも、スイートコーンも種まきしなきゃいけないのに、一体もう、何からやっていいの!?という脳内ファイヤー状態。
頭からシューっと煙が上がりそうな忙しさ。
そんな煙をビールで消火してなんとか頑張ってます!

とりあえず、うちの会員さんから毎年「トマト増やして!」という熱いご要望のあるトマトを最優先だ!
ということで、花巻の「やえはた自然農園」さんからいただいたハウスをもう急ピッチで建てることに。
しかし、うちの畑はなんたって完全にあの岩木山の斜面上。
ホント斜面。平らな場所なんてないのよ。
ハウスを傾斜どおりに斜めに建てると、冬の2m以上の積雪が氷河のようにじわじわ押して来て、ハウスのパイプなんて傾斜の下側にぐんにゃり倒されると言うことが経験上わかっているので(すみません、今まで斜めに建ててました)、ちゃんと水平に建てることを身を持って学んだワタクシ。
まずは、土木工事でハウス予定地を水平に均さなきゃいけない。
傾斜の上側と下側だと40cmの高低差があるんですよ。
なので、上側を掘って低くして、その土を下側の低いところへ運ぶ作業をひたすら。
こんな時大活躍なのが、今年の研修生の草刈君(愛称KUSA)。
彼女から送られてきたケーキを食べて頑張ってます!

しかしこれが、うちの農地は表土が薄くてちょっと土を掘るとすぐに岩木山の火山灰の積もった粘土層が出てきて、大変。
縄文土器をつくるならいいんですけど・・・。
が、なんとうまいことに、無農薬リンゴの渋谷さんが、トラクターの後ろに着けるダンプを貸してくれたので、それが大活躍。
ようやくなんとなく水平になるようにしました。

トマト、早く植えなきゃと気ばかり焦りますが・・・。
ああ、今年のトマトの運命は!?