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毛豆シーズン開幕! - 2014.09.25 Thu

「毛豆」とは中国語でエダマメ全般を指す言葉らしいですね。

青森で毛豆と言えば、津軽地方の在来エダマメの名称で知らない人はいません!

この毛豆、何よりさやが大きく食べごたえがあり、また濃厚なうまみと甘みがあります。
一言でいえば、超うまい!

香りは山形のだだちゃ豆の方が上ですが、どちらか1品種を選べと言われたら、総合点で私は「迷わず」毛豆を選びます。
まさにエダマメの王者と呼ぶにふさわしいのがこの毛豆。

一方、だだちゃ豆も有名なだけあってさすがにおいしい!
山形大学の農学部の学生だった時に卒論用にだだちゃ豆を使ってこっそり実験をした時からその味にはまり、ほぼ毎年だだちゃ豆を作り続けてきた(食べ続けてきた?)このだだちゃ豆栽培歴20年以上の私にとって、毎年食べなくてはいけない必要不可欠なエダマメです。

その他、新潟のいくつかの有名品種や、岩手の白毛のおいしいことで有名な品種など、いくつかのエダマメを作ってきたり食べてみたりしてきましたが、現在の結論としては私のなかではこの2品種が「ダントツ」でうまいと思ってます。

さて、この毛豆、収穫時期がうちではどうしても9月20日過ぎからになる晩生(おくて)品種です。
そう、晩生こそがうまいのです。
「早生(わせ)にうまいものなし!」というのは私の大好きな格言ですが、たくさんの野菜を育ててみると本当にそうだと思います。

ところが最近?青森県は(お盆のころから毛豆がほしい)というまったく無粋なニーズに答えて「あおもり豊丸」と「あおもり福丸」という早くから収穫可能な毛豆の新品種を作りました。
この2品種と毛豆でお盆頃から9月いっぱいまでずっと毛豆を市場に供給できるという狙いです。

が、この新しい2品種は本来の毛豆に放射線を照射して突然変異を作って生み出した品種でして、私はそういう作物は栽培したいとも思えませんし、食べたいとも思えません。
(ですがマニアの立場として両方とも栽培もしましたし食べてみました。)

今年も毛豆の季節がきたなあ、という旬を迎える喜びがそこにはないですよね。
ただ、お盆に出せば需要があって売れる、という理由からなんだろうけど、なんとつまらないことを。

スーパーや直売所なんかにはわざわざ「あおもり豊丸」と表示せずに「毛豆」として販売されているはずだから、私と同じようにそんな毛豆は食べたくないという方は、9月半ば以前に売られている毛豆は買わないことです。

それと、エダマメ類は収穫後からどんどんアミノ酸値(うまみ)と糖の値(甘さ)が下がっていくんですよ。
まず、収穫後1日経てばその味は本来のものではないわけです。
なので、そもそもおいしいエダマメはその地域でしか食べられないものなんですよね。
(だだちゃ豆なんかその代表選手のようなもんです)

それを首都圏に売り込もうと鮮度維持の包装やあれやこれや工夫して市場に出すという方向は資本主義経済の中では仕方ないことなのかもしれないとは思います。私も。
でも、むしろそれを逆手にとって、うちのこの地域のエダマメは首都圏の市場には一切出さないんです。
現地に来てもらわなければ食べられないんです。
しかも、この短い時期にしか食べられません。
でも、本当においしいんです。
むしろ、地元の方だけに喜んでもらうために農家は作っています。
食べたかったら来てください!
としていたら、まるで違ったおもしろいことになると思いません?

さて、うちの毛豆ですが、本当にうまい!
今年はどうしたことか、恐ろしいくらいにうまい!(毎年そう思ってるのか?)
たまごの黄身のような濃厚さ。
005_convert_20140925224503.jpg
まったく食べ始めたらやめられない。
いくら食べてもやめるタイミングがわからない。
いや、むしろ毛豆にはやめるタイミングなどはじめから存在しないんです。
無くなるまで食べるしかない。
最後の1つを食べるまで感動しながら食べています。

002_convert_20140925230703.jpg
さて、このしらとり農場の毛豆ですが、ず~っと種どりを続けてきたところ、どうも3系統に分かれて来ているようです。
さやが大きくて収穫時期がノーマルな系統と、さやが小さくてたくさんつくが収穫時期は遅い系統、そして、さやが大きくてさらに晩生の系統。
これを自家採種してしらとり農場オリジナルの3品種に分けてみようかなと思っています。
こうやってゆっくり選抜して行くのってホント楽しいですよね。

003_convert_20140925224449.jpg
そんな毛豆をこれでもか!って感じで今日の野菜セットに入れて青森市に出発です!
会員のみなさんが毛豆を食べてそのおいしさに失神してくれることを期待しております。
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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農を基本に在来種、固定種の野菜だけを育てています。

農法を簡単に説明しますと基本的な考えは自然農を心がけています。
ただ、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいものすごいデコボコと穴だらけになるところから生まれたやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では
一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。


私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目ほどの野菜、水稲も少し。
F1品種を使わず、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*cronos.ocn.ne.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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