面接の鬼、語る - 2011.04.25 Mon
一人で車の運転をするのが嫌な私は、潤子サマと子供二人といっしょに出かけた。
運転しながら、なぜか、昔、教員採用試験を受けたときの面接の質問を思い出した。
「個性を伸ばす教育とよく言われますが、あなたは生徒の個性を伸ばすにはどうしたらよいと思いますか?」といった内容だった。
ヒヨコだった私は、納得のいくことを言えずに無念さが残り、今でもふと、この面接の質問を思い出すことがある。
で、「あの」潤子サマなら何て答えるんだろうか?と思い、たずねてみた。
もう、皆さん言わずともご存知でしょうが、うちの潤子サマ、その方面では有名な言葉の魔術師。
どんな口論でも、理屈が通っていようがいまいが、すべて打ち負かす。
他人から聞いた話も、あたかも自分の体験談のように語り、しかも臨場感30%以上UP!
あらゆる質問に知っているかのように即答するが、実はまったく知らない。
たとえば、ここ数年ほとんど子育てに忙しく農作業にタッチしていないにもかかわらず、訪問者には私よりもくわしく畑の様子を説明できる(しかも現代農業で覚えた専門用語などを華麗に操って)。
このような猛者ですから、面接なんてぷぷぷ・・・ってなもんですよ。
ちなみに、現在まで数々の面接を受けているが、不合格になったことは一度もないという。
で、潤子サマはこのようにのたまった。
骨子だけ
・今疲れてるから頭まわらないけど、そんなの面接の場にいたらいくらでも答えられる。
・相手(面接官)を読まなきゃダメね。
・面接ってね、こっちの考えをいうんじゃないの、相手がほしい答えを言ってあげるの。
え?そうなの?と聞くと
・面接で何したいの?合格したいんじゃないの?あんたの考えを言いにいくんじゃないのよ。合格しに行くんでしょ。
車内、大爆笑でした。
こりゃ、かなわんわ!
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