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2017-04

完全燃焼型ロケットストーブかまど完成! - 2010.10.08 Fri




実は今年、玲子さんが足しげく通っている岐阜の「もりのいえ」さんのブログに書かれていた、一斗缶を使ったロケットストーブかまどを参考に、ペール缶で自分なりに簡易かまどを作って使ってみていました。


ですが、私の作り方が悪かったのか、完全燃焼しなかったのと、焚き口が横向きになっているために、頻繁に薪を足さなくてはならず、常にかまどの前についていなくてはならないという弱点がありまして、あまり使っていませんでした。

それでは、ということで、何度も改良を重ねた結果、本日、ついに満足のいく簡易かまどが完成しましたので、発表いたしましょう!!




大きな改良ポイントはペール缶を2本縦に重ねたことです。
そして中に煙突を貫通させます。

下のペール缶の内部にはT字の煙突を使い、真下の穴と横に突き出すもの2本に分岐させます。
横から外に出したら、そこにもT字の煙突を使い、上向きにして薪の焚き口を作ります。

この外に出た上向きの煙突が薪の焚き口となり、薪を焚き口から下に差し込むように入れます。
すると薪は下から燃えて、炎は中に吸い込まれていきます。
燃えた分、薪は下へ自動的に落ちて行きますので、手間がかかりません。


さらにすごいのは、このペール缶を縦に2本重ねたという改良の結果、文字通り完全燃焼するために、煙がほとんど出ません!!
そのために熱効率がとてもよく、今までよりもずっと少ない薪ですみます。
吸い込みもとてもよく、ほぼ、改良の余地はないかと思います。


もうひとつのポイントは、焚き口の煙突の高さを、下のペール缶の上部よりも少しだけ高い位置にしているところです。
この高さだと、ほとんど炎が逆流しません。
もしも低いと、入れた薪から火が逆流してしまうことがありますが、それもなくなりました。


この写真からは見えませんが、ペール缶の底にも穴が開いており、中に網を敷いていますが、これはもりのいえ方式を採用させていただきました。
もりのいえ方式では、この下の穴から空気が入るようにしていますが、うちの場合は地面に直接かまどを置き、吸い込みをよくするために空気が入らないようにします。
ですから、うちの場合この穴はもしも灰がたまってきたらそこから出す、灰の取り出し口に使います。

また、下のペール缶の内部に灰を詰め、断熱材として使っているのも、もりのいえ方式を採用させていただきました。
上にも使えばいいのでしょうが、移動して使うことを考え、軽量化を図るために上のペール缶は今のところ空洞にしています。

ペール缶を重ねたことにより高さも高くなったことで、料理に使ってもちょうどよい高さになったと思います。


まず、これで完成です。
とても満足しております。



これは画期的なかまどですので、どなたかノーベル賞候補として、私を推薦しておいてください。





写真1枚目、たったこれだけの薪でも、中ですごい勢いで燃えているんです。
写真2枚目、煙がほとんど出てないのがおわかりでしょうか?
写真3枚目、中の焚き口側から横向きに炎が噴出してきています。煙もほとんど出てないでしょう?
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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農を基本に在来種、固定種の野菜だけを育てています。

農法を簡単に説明しますと基本的な考えは自然農を心がけています。
ただ、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいものすごいデコボコと穴だらけになるところから生まれたやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では
一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。


私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目ほどの野菜、水稲も少し。
F1品種を使わず、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*cronos.ocn.ne.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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