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2017-05

笑えない話し その3 - 2010.01.23 Sat

「ね、話しだけでも(青森で)聞いてみたら?聞くだけでいいんだって!」

と、少しずつの情報の合間にさそってくれるのだが、もう私は行く気ないんですもの。外に出るのは寒いし。


「で、その話しって、どこから来たんですか?」

と尋ねると

「これは大阪からの話し。普通こんないい話しって青森なんかには来ないの!で、その大阪の方が、来週のその日に青森に来るから、話しを聞くだけでも行かない?」

「う~ん、青森ですかぁ・・・。でもどういい話しなんですかね?」


そしてようやく核心に触れる情報が!!


「その会社は株式会社なんだけど、株を買えっていうことじゃないの。会員になると、配当みたいのがもらえるの。実はこの5月にグランドオープンするんだけど・・・」


とっさに「ええ!それ怪しくないですか!?」
と聞いてしまったが

「怪しくない、怪しくない!ぜんぜん怪しくないの。最先端の話し!」

「で、しらとり先生は会員になってもいいし、なんなくてもいいし、選択肢は3つあるの・・・」

「・・・・」なんかやばそう、と無言でいたら、

「会員になるには、ちょっとお金かかるんだけど。」

きたきた!

「え、いくらかかるんですか?」

と聞くと

「う~ん、18万くらいかな・・・でも、もし、会員になる気があるんだったら、しらとり先生の野菜を私が買って、お金を前払いするから、しらとり先生はそれで会員に・・・。」


それを聞いたらなんかがっくり。
なんか、うちの野菜をお金さえ払えば売るんでしょみたいな、ただのモノみたいに思われているような感じで少々ショックでした。
本当によろこんでくれる方には売りたいんですけどね。
なので、そういうふうにはうちの野菜は売りたくないですし・・・とハッキリ言ってしまったのでした。


「でも、これから子供も大きくなっていくし、お金も心配じゃない?」

と心配してくれる。

「いえいえ、そう考えはじめると、この先のあらゆることが心配だということになるんじゃないですか?私はお金はそんなになくても、今までどおりその中でやっていきますから大丈夫です。」

と伝えると、

「そうか、わかった。そうなんだね。わかった。ごめんね時間とらせちゃって。」

「いえいえ、とんでもないです。」


と、なんか、とっても複雑な悲しい心境になりながら、受話器を置いた。


一体、これは何なんだろう?
とっても怪しい感じがするんですが詐欺なんでしょうか?
だとしたら、あの、とってもお世話になったあのA先生も騙されているの?

あるいは、私はそれこそ「とってもいい(もうけ)話し」を先見の明のなさから棒に振ったのか?
環境に貢献するエコで最先端の企業への会員になるという協力もできるいい話しを。
それだったならぜんぜんいいんですど。

なんとも釈然としない、もやもや感のある話しでした。


ちなみに会社の名前も聞きました。
「ミーツBiz株式会社」だそうです。
ご存知の方おられますか?


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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農を基本に在来種、固定種の野菜だけを育てています。

農法を簡単に説明しますと基本的な考えは自然農を心がけています。
ただ、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいものすごいデコボコと穴だらけになるところから生まれたやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では
一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。


私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目ほどの野菜、水稲も少し。
F1品種を使わず、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*cronos.ocn.ne.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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