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李下に冠を正さず - 2009.11.25 Wed

農家の方ならみんなご存知だと思いますが、あの肥料袋って便利ですよね。
そう、化学肥料が入っている丈夫なビニル袋。
あれって、かなり重宝しますよね。

うちはもちろん化学肥料なんて一切使ってませんので、その肥料袋だけ知り合いの農家さんからたくさんもらってきて、それに薪ストーブから出た灰や、米ぬかなんかで作ったボカシとかを入れて保管したり、けっこう利用してます。


で、あるとき、ふと思ったんですよ。

うちの畑には、サイババはじめ、いろんな方が見学に来られるんですが、そんなはじめて来た方が、ハウスに普通に並んで置いてある化学肥料の袋を見て「えっ!実は化学肥料使ってるんじゃないの!?」と思うんじゃないかということ。

しかも、化学肥料の袋からボカシなんか出して畑に撒いてた日にゃ、どう見てもこりゃ、「今、化学肥料撒いてますの図」にしかみえないんじゃないのか?



で、さらに、うちは米ぬかとかも知り合いからもらってきて、ジャージー牛にちょこっと食べさせたりしてるんですが、先日友人からもらってきた米ぬかが入っていた袋というのが、なんとよりによって「牛用配合飼料」とか印刷されたでかい袋なんですよ。

この袋から米ぬかを出して牛にあげたりしてたのを、はじめて来た方が見たらもう、それこそ「今、牛に配合飼料をあげてますの図」そのものじゃないですか!?


いやややや、どうして今まで気づかなかったものか。
今まで見学に来てた方とか、かなり疑惑を持って帰られたのでは?と思うと怖ろしい。
だれもそのことについて質問して来なかったしね。
返って質問されないというのも怖い。


そういえば、昔、山形の庄内でスイカを買って青森に帰る途中、日が暮れた秋田の海沿いでどうしてもそのスイカが食べたくなったわけ。
で、車を泊めて、外に出てスイカを叩き割ってむしゃぶりついてたんですよ。

食べ終わって、ふと、周りをみたら、ちょうどそこがスイカ畑のまん前。

何もやましいことは無いんですが、もう、犯罪者の気持ちで逃げるようにその場を去ったわけです。
たぶん、翌日、スイカ畑のまん前に、割られたスイカの皮と種が散乱しているのをみたら、スイカ農家の方はどう思っただろう。

・・・怖いものです。











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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農を基本に在来種、固定種の野菜だけを育てています。

農法を簡単に説明しますと基本的な考えは自然農を心がけています。
ただ、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいものすごいデコボコと穴だらけになるところから生まれたやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では
一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。


私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目ほどの野菜、水稲も少し。
F1品種を使わず、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*cronos.ocn.ne.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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