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植物との不思議なお話し - 2008.09.17 Wed

奈良で自然農をしていた頃、奈良のずっと山奥にある東吉野村に休耕田を借りて稲と野菜を育てていました。
週に1,2回しか通えなかったんですが、稲がどうなっているか見に行ったとき、ハッキリと稲が喜んでいるのがわかりました。
その喜びが確かに私に実感として伝わってくるわけです。

それが嬉しい(かわいい)ために、私も「おおー!稲が喜んでくれてるぞ~」と興奮しながら稲の葉を「よしよし」と次々とさわってぐるりと周りを一周するのが毎回の決まりのようになっていたことがあります。

こういう感覚の話というのは微妙な問題で、自分がそう勝手に思い込んだと言えばそれまでですが、確かにハッキリとそれがわかったのです。私が来たのを稲が喜んでくれているのがわかるためにさらに稲がかわいくなる、という関係ができていました。
ですからまた、次回また稲に会いに行くのが楽しみになるのです。

この感覚は不思議なことに稲から非常に強く感じ、次に麦、そして野菜に対してはほんのわずか。
これは稲作民族の日本人の血なのでしょうか?

今は田んぼはやっていませんので、その時のような感覚はしばらく経験したことがありません。(来年からやります)

果たして植物はどのような感覚や我々が感知できない能力を持っているものでしょうか?

こういうジャンルの本はいくつか出ていますが、私が体験したり知人から聞いたりしたお話しをいくつか。

たとえば、植物に音楽を聴かせると成長がよくなるという話があります。最近ではお酒なんかにも。

私が農学部の学生だったときに所属していた研究室は「青果保蔵」と言いまして、野菜や果物の成分の変化や保存方法の研究などでしたので、卒業研究では音楽を聞かせた果物や野菜の成分の違いを調べてやろうと担当の教授に提案しましたら、それ(音楽の植物への影響)はもう実証されているのだと言われました。

山形の「パイオニア」という会社でやっていたらしいですが、どうも空気の振動が植物の表皮の微細な毛を振動させるために成長がよくなるとか、そんなことを言われました。

その教授との雑談の折、私はカラスに食べられたリンゴの実のすぐ隣にあるリンゴの実は、次は自分の番じゃないかというストレスによって、成分が微妙に変化するんじゃないか?と聞きましたところ、その教授が言うには「むしろリンゴは動物に食べられることによって種を遠い場所に運んでもらえるのだから、リンゴにとっては喜ばしいことじゃないか?」と言われました。
なるほど、さすがだなあ!と納得しましたが、さらに「カラスはいくつかのリンゴの実をちょっとずつ食べておいしいものを探すのではなく、どうも一発でおいしいリンゴがわかって食べているようだ。」とのこと。
確かにそれも不思議です。

また、数年前、むつ横浜町で有機農業をやられている、はまなす生産組合の鈴木さんと話したとき、ビニルハウスが台風で飛ばされることがあるけれど、不思議なことにそのとき野菜が生育しているハウスは飛ばされない。決まってまだ何も植えられていない空っぽのハウスだけが飛ばされる、と語っておられました。

無農薬無肥料リンゴの木村さんが、リンゴの木に病気が発生してなかなかリンゴがうまくいかなかったとき、こういう状態にしてしまい申し訳ないと全部のリンゴの樹に謝って歩いたが、他人の目もあるので外側に面したリンゴの樹だけは声をかけなかった。するとその声をかけなかった樹だけが枯れてしまった・・・という話はもはや有名ですが、声かけというのも効果があるのかもしれません。

というのも、うちは野菜の病気に対しては木酢も何も一切使わないので、野菜の力に任せるほかはないのですが、最後の手段として声をかけたことがあります。

2年前に雨続きでジャガイモに病気が出たとき、普通ですとどんどん病気が蔓延してほぼ全部に広がるのですが、その年はもう6月のうちに病気が出てしまいこのままでは大変なことになりそうでした。
が、打つ手なし。
それで最後の手段?として「あと少し頑張ってくれよ~!」と毎日声をかけていましたら、どうもそこで病気の進行が止まり、なんとか収穫まで大丈夫でした。

植物の世界は、わからないことばかりですよね。

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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農を基本に在来種、固定種の野菜だけを育てています。

農法を簡単に説明しますと基本的な考えは自然農を心がけています。
ただ、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいものすごいデコボコと穴だらけになるところから生まれたやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では
一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。


私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目ほどの野菜、水稲も少し。
F1品種を使わず、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*cronos.ocn.ne.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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