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2017-09

種との再会! - 2017.03.29 Wed

今年は久しぶりに春まきタマネギに挑戦してみようと思います。

いろいろ試行錯誤して、やっと固定種のタマネギを無マルチで秋播きでなら育てられるようになったのですが、今度は春まきもやってみようと思います。

というのは、どうしてもやってみたい品種があるわけです。
さっそく、昨日、今日とそのタマネギの種まきをしました。
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実は、この品種は某ヨーロッパのpivo(ビール)のおいしい国では比較的一般的な固定種タマネギらしいです。
もう10年近くも前ですが、1度だけやってみたことがある品種なのです。
そのときは、玉の太りがあと一息!という結果だったんですが、同時に日本の品種も含めて6品種の固定種タマネギを試験栽培していた中で私が一番気に入った品種でした。
しかし、自家採種で失敗して種を失ってから、ずっと気になっていた品種だったんです。

それをやっと再び入手して種をまくことができました!
あれから少しは技術的にも経験を積んだので、なんとか8月にはおいしいタマネギを収穫したいですねえ。
久しぶりの種との再会です!
嬉しい春です!

須賀さんから種ももらったし、今年も踏込温床づくりからスタートだ! - 2017.03.16 Thu

今年も苗を育てる時に保温するための「踏込温床」づくりがスタートしました。
うちは、この時期まだ雪が人の背丈ほどもあるので、2階建てのハウスの2階部分で苗を育てます。
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まあ、そのための2階建てハウスなんですけどね。

近づくと、1階部分の出入り口がわかります。
まだ雪の下。
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で、その2階部分に踏み込み温床の枠を作って、そこに稲わらや豆がらなんかを入れてホースで水をかけながら踏んで行きます。
その発酵熱で苗を保温しながら育てるわけですね。
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写真は今年の通いの研修生ののんちゃん。

今日は二人でいろんな話しをしながら踏み込み。
のんちゃんがしみじみと「・・・これ、楽しいですねえ。」とぼそっと。
そうなんです。
楽しいんですよねえ。

私の場合、何人もでワイワイ楽しく作業してるときももちろんいいんですが、実は一人でやっているときにしみじみとしあわせを感じることが多いです。
今朝も、のんちゃんが来る前に最初に一人でやってたんですが、お日様が差し込む中で一人のんびり作業をやっている時間は私にとっての何とも言えない至福のひと時でした。

冬の間、農作業ができないので比較的ゆっくりお休みできるんですが、もうこの時期になってくるとウズウズしてくるんですよね。
今年も私の超厳選した、固定種・在来種野菜の種も準備完了!
さらに、新しく試作してみる種もバッチリ用意してあり、今からもう楽しみ!

先日、北海道厚沢部町の私の有機農業の師匠である須賀農場の須賀さんのところへ数年ぶりに行ってきました。
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この須賀さんの知識と実践と技術はもうすごいんですよねえ。
その美しい畑を見たら、ため息しか出ない。早く本を出してほしいと思っているのですが、その須賀さんから、自家採種している種をたくさん分けていただき、私も秘蔵の種を持って行って交換してきました。

須賀さんはバイオリンの名手でもありますが、最近弾いていないと言うことで、私が行った時に「恥ずかしいから座布団でそこの陰に隠してある」とのこと(笑)
次回は、私もチェロを持って行こうと心に決めて北海道を後にしたのでした。

さて、今年も楽しみがいっぱいだ!





ミラクル? - 2016.12.06 Tue

今年はとっても心穏やかに毎日を過ごしております。
農作業も順調に進んでいます。
今いるメンバーもとても穏やかで落ち着いた雰囲気、過去最高にいい感じのしらとり農場です。

今日はなぜか来年のジャガイモをどのくらいやろうか気になって、今までの作付け表を見ながら作戦?を練っていました(笑)
こういう時が一番楽しいですね。
品種は何にしようか、それぞれ種イモ何10キロずつにしようかと考えている時は、静かな興奮状態。

例年、種イモの注文は1月~2月頃にしてたんですが、なんか今日は気になって、まあ早めにやっておこうと。
で、ジャガイモは例年通りの4品種で決定。
うちのジャガイモは今年は過去まれに見る大豊作だったので、少し少な目にすることに。
で、明日にでも、さっそくFAXを送って注文しようと思っていました。
私がいつもジャガイモの種イモを注文している北海道の種苗屋さんはネットでは注文受けてないんですよ。

ついでに、他の野菜の種子で新たに違う品種を試したいものなんかも洗い出しをして、こちらはネットでほぼ注文してしまいました。

・・・すると。
その毎年種イモを注文している北海道の種苗屋さんから直接電話がかかってきて「来年の種イモはどのくらいにしますか?」と。

今まで、そんな電話来たことなかったんでびっくり。
今年はジャガイモの種イモが品薄で、無くなってしまいそうなので電話してくださったそうなんです。

さっそく、つい先ほど決めておいたばかりのジャガイモの品種と必要量が頭に入っていたのでその場ですぐに注文。
そうしたらやはり病気に弱い「十勝こがね」はすでにないとのこと。10キロが4箱ほしかったんだけど・・・。

電話を切った後、すぐに、地元の種苗店に電話してみたら、ちょうど3箱はそのお店に入っているとのこと。
それでも1箱足りないけど、何とかなると思うとのことでした。

なんと素晴らしい1日!






雪に埋もれる前にやるべき5つのこと。 - 2016.11.30 Wed

適当なタイトルをつけてしまいました(笑)
数は数えないでください(^^)

さて、思いのほか早く(当社比)雪が積もってしまい、365日日常的に油断している私にとってはまさに寝耳に水のいつもの状況。
いつも通りに泥縄でなんとかなってます。
人生、なんとかなるもんです。

まずは、雪に埋もれる前にハウスのフィルムをはがさねば!
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ハウスのフィルムはがしなんて、もう毎年の恒例行事なもんで、あっという間に終了。
いつぞやは、油断しすぎてひざまで雪に埋もれた状態でフィルムはがしてたこともあったんで、こんなの楽勝っすよ。
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フィルムをはがしてようやく気が付く。
ハウス内に、トマト用の竹の支柱がそのまま。
これも片付けねば、と立てかけたままだった竹支柱をどかそうとしたら・・・!
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ニワトリのたまごがたくさん!!
トマトハウスに脱走したニワトリがトマトを食べてこんなところで卵を産んでいたとは。
(!)
これはもしや、ボーナスなのでは!
「やっぱり、農家もボーナスほしいよね~」と各所で飲みながらのたまっていたのを聞いてくれてたのはニワトリの神様だけだったのか!
ちなみにアタクシ酉年生まれなんで、いいことありそう。
さっそくうちの食料に。


お次は、来年の春の育苗の準備。
まずは踏込温床の材料の確保。
ちなみに「踏み込み温床」と言うのは、落ち葉や稲わらなどを発酵させて、その発酵熱で苗を保温するという昔ながらの育苗方法。これ今年の春のうちの踏込温床の写真。
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こんな感じ。
この苗の下に発酵してあったかくなっている稲わらや落ち葉が入ってるんですよね。
その材料が今年は天候が悪く雨が続いて確保できずにいたんですが、東北農民管弦楽団の名パーカッションプレーヤーというか楽器職人と言うか、実は、自然農のそば打ち職人で青森市在住の山本翁のご尽力により、無事に今年も稲わらを昨日確保できました!感謝です!
左側奥半分の稲わらロール33個確保!
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残りの手前30数個は、毎年稲わらロールを私のために作ってくださっている知り合いの方から。こちらも大感謝!
奥右側の山は、うちの今年の大豆ガラ。
あとは外に集めまくった落ち葉の山を確保してあります!
これで、来年の踏込温床の材料はバッチリ!!


そして、苗の土も準備しておかねば。
苗土がなかったら農家にとってゆっくりお正月を過ごすことは出来ません。
(まあ、ほとんどの農家は苗土は購入するんでしょうが。いや、苗自体を購入してるのか?)
この写真の小山は、うちが開墾した時に出たカヤやカヤの根なんかを山積みにして10数年寝かせておいた超プレミアム苗土でございます!
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見て、このさらさらの土を!
カヤが10年経つとこうなっちゃうんですよねえ。
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これを雪に埋もれる前に運搬車に積んで、2階建て育苗ハウスに確保するわけですね。
右がその土。
左は2年前の踏込温床が発酵が終わって完熟させて土になったもの。
稲わらとか落ち葉がこうなっちゃうんですよねえ。
これらを作物の種類にあわせていい塩梅にブレンドして、この前作ったばかりのもみ殻燻炭と混ぜて苗土にするというわけです。
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で、今度は果樹のネズミ除け。
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これは花すら咲いてくれないうちの奇跡のリンゴ。2本ありますが、まだ奇跡起こってません。


他に、プルーンやさくらんぼや、すももや何やかんやあるんですが、野菜に手をとられて放置状態なんで、いつ実が着いてくれるのかまったく予測不可能。
いずれ、果樹農家になるのが夢です!(というか、思い切り果物食べたいだけなんですけど・・・)

これで、あとは雪が積もっても大丈夫!でしょう!・・・たぶん。

ちなみに来年の研修生募集中です。

今年の自家採種完了だ~! - 2016.11.22 Tue

今晩から雪だと言うので、今日はもう大車輪。
この前やっちゃったぎっくり腰もようやくよくなってきて、もう容赦なく大車輪。

と、そんな冬前の準備の合間を縫って、野菜の種どりもしないと!
今日は最後まで残っていたズッキーニとキュウリを2品種の自家採種。
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ズッキーニでもトマトでも種を果実から取り出したり洗ったりする作業は私はいつも沢でやってます。
沢だととっても便利なんです。

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最初は果肉と種子がくっついたりしてますが、これを何度も沢水で洗うと・・・。


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こんな感じで、種子だけがきれいに残ります。
これはキュウリですねえ。
ちなみに、私の来ている服が汚いですが、さっきまでおがくずにまみれた作業をしていたからなのでした。
なんたって、大車輪ですから!

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これはズッキーニ。
うちのはうちで交配させて育てているしらとり農場のオリジナル品種なんですねえ。

さて、こういう種採りのときには浮いた種や、間違って沢に流されていく種が結構あります。
これが、下流で芽を出してそこに根付くこともあると思いますよね。
そんな感じで、そこに新しい在来野菜が育つと言うことも往々にしてあったんじゃないと思うんです。

私も、今日こうやって新しい在来野菜の誕生に手を貸していたかもしれないですね。

これで、今年のうちの自家採種はすべて終了!
来年の種はおおよそ確保です!
果菜類の自家採種率はほぼ100%かな?

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プロフィール

白取 克之

Author:白取 克之
青森県の岩木山麓で無農薬・無化学肥料・半不耕起・草生・マルチ不使用で自然農を基本に在来種、固定種の野菜だけを育てています。

農法を簡単に説明しますと基本的な考えは自然農を心がけています。
ただ、植え付けの前に可能な限りごく浅く土の表面を均すためだけに耕起しています(深くても10センチ以内になるように)。それを半不耕起と言っています。
これは、当農場は開墾当時山であったため、山の小さな野ねずみも多く棲んでいて、冬の雪の下で縦横無尽に畑の土を掘り起こし、春雪が解けたあとは畝の形もわからないくらいものすごいデコボコと穴だらけになるところから生まれたやり方です。
本来の自然農では、草の積み重ねが年を越えて積み重なって行きますが、この場所では
一夏の間に土の表面に蓄積したたくさんの草や野菜の残渣などすべてこの雪の下で野ネズミによって細かく粉砕されてリセットされてしまうため、結果的にこの方法がこの場所にとっては思いのほかとてもよいものになっていると感じます。


私たち夫婦は2003年に木や灌木の生い茂る原野に入植し、森の開墾からスタート、沢に橋をかけ、道を作り、湧き水から水を引き、家を建て、丸1年の非電化生活を経て・・・と一からやってきました。

栽培作物は小麦、大豆、小豆、ニンニクなどの畑作物から30品目ほどの野菜、水稲も少し。
F1品種を使わず、すべて固定種、在来種の野菜というのが大きな特徴です。
自家採種率は果菜類でほぼ100%、全体でも60%以上。

収穫した野菜はセット野菜として会員さんに毎週お届けしております。

ニワトリは無農薬のお米と、うちの野菜くずに、草など、農薬や遺伝子組み換えなどとは完全に無縁なエサで育てています。

また、ここは縄文の「湯の沢遺跡」上にあり、縄文人たちの息吹が今でも感じられます。この話はまた長くなるので・・・。


また、就農のためのノウハウなど、農業研修生も受け入れております。
あるいは自然の中で岩木山の大地からエネルギーをもらい1年ゆっくりと自分を見つめる場としてもおすすめです。
自給のための作物の育て方、小屋の建て方、自給生活のノウハウ、一からの開墾の方法なども学べます
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ちなみに趣味はクラシック音楽を聴くこと、チェロを弾くことで、ドヴォルジャークやスメタナといったチェコの国民学派が好きです。もちろんチェコビールも大好き!


<連絡先>
0172-93-2523
higashiiwakisan428*cronos.ocn.ne.jp(*を@に変えて送信してください)
お気軽にどうぞ~。

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